【科学】東京スカイツリー支える技術 地下50メートルまで特殊構造の杭(産経新聞)

 □五重塔の技術で揺れを吸収

 東京都墨田区押上で、「東京スカイツリー」の建設が着々と進んでいる。634メートルの高さは、自立式鉄塔としては世界一。五重の塔の伝統的工法と最新技術を融合させ、関東大震災級の大地震にも耐えられるという。東京の新しいランドマークを支える技術を紹介しよう。(伊藤壽一郎)

                   ◇

 ■弱い地盤

 東京スカイツリーは、都心の超高層ビル増加で発生した電波障害を軽減することが目的の電波塔だ。2008年7月に着工し、現在は約280メートルに“成長”。足元は1辺68メートルの正三角形で、上に行くにつれ円形に変わっていく。

 事業主体の「東武タワースカイツリー」によると、「建設地の地盤はもともと脆弱(ぜいじゃく)でゆるい」。このため、「連続地中壁杭(くい)」という特殊な構造で足元を支えている。

 通常の建造物に用いる円柱状の杭ではなく、壁状の杭を木の根のように張りめぐらせた。壁杭は地下50メートルまで打ち込まれ、地下約35メートルで現れる固い洪積砂(さ)礫(れき)層にがっちりと食い込み、表面に小さな節(ふし)を無数につけることで、土壌との摩擦を高めた。

 「地震などで揺れたときに土台に働く巨大な『引き抜く力』と『押し込む力』に耐えられる」という。

 ■伝統工法

 地上部分は、鉄骨造の「塔体」と分速600メートルの超高速エレベーターが通る「シャフト」からなるタワー本体と、鉄筋コンクリート構造の円筒で内部に非常階段がある「心柱(しんばしら)」の二重構造になっている。

 構造設計を指揮した日建設計の慶伊(けいい)道夫技師長は、「五重の塔の構造と同じなんです」と明かす。

 約1300年前に建てられた法隆寺をはじめ、各地の五重の塔は地震で倒壊した記録がなく、心柱が揺れを吸収しているという説が広く支持されている。

 スカイツリーも、地震発生時にタワー本体と心柱が異なる揺れ方をするので、振動を打ち消し合い、共振による揺れの増幅も防げる。慶伊さんは「タワー全体にかかる力が約40%軽減される」と説明する。

 ■M7・9でも無傷

 関東地方南部を襲う最大規模の地震は、関東大震災(1923年)の再来型である海溝型地震だ。

 構造設計チームは、関東大震災と同じマグニチュード(M)7・9の南関東地震が発生した場合、スカイツリーにどんな揺れや被害をもたらすかを詳細にシミュレーションした。

 その結果、M7・9の大地震が発生してもスカイツリーはほぼ無損傷という結論が導き出された。慶伊さんは「仮に震度6強の強い揺れが襲っても、心柱制振構造が吸収するため倒壊などしない」と話している。

 東京スカイツリーは来年12月に竣工(しゅんこう)し、12年春に水族館や商業施設などとともにオープンする。

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 マンションなどに大量の覚せい剤を隠し持っていたとして、神奈川、埼玉両県警は30日、中国籍で住所不定、自称飲食店経営、陳増雄容疑者(33)を覚せい剤取締法違反(営利目的所持)容疑などの現行犯で逮捕したと発表した。両県警は陳容疑者が「我我(ウォウウォウ)」と名乗り、中国の麻薬組織から密輸した覚せい剤を首都圏で密売していたとみて調べる。

 逮捕容疑は29日午後、横浜市南区真金町のマンションで、ビニール袋入り覚せい剤約2.5キロ(末端価格約1億5000万円)や乾燥大麻15.5グラム(同約6万2000円)などを密売目的で所持していたとしている。陳容疑者は「弁護士が来たら話す」と黙秘しているという。

 神奈川県警によると、29日午後3時ごろ、別の薬物事件捜査のためこのマンション近くにいた捜査員が陳容疑者に職務質問したところ、覚せい剤約0.7グラムを持っていたため現行犯逮捕した。【中島和哉】

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 現職教員として初めて第51次南極観測隊に同行している奈良県立奈良高校(奈良市法蓮町)の森田好博教諭(49)が26日、南極の昭和基地から衛星回線のテレビ会議システムを使って理科の授業をした。

 同校の1、2年生約100人が参加。森田教諭は視聴覚室のスクリーンで、アデリーペンギンや氷河などの映像を交え、南極の動物や自然を紹介。シャボン玉を空中で凍らせる実験も披露し「君たちの中から観測隊員が生まれたらうれしい」と呼び掛けた。

 森田教諭が副担任を務める1年の丸岡亜弥那さん(16)は「南極の風景がとてもきれいだった。実験の映像などは、教科書で習うのとは全然違って面白かった。私も先生のように夢をかなえたい」と話した。

 森田教諭は、国立極地研究所(東京都立川市)「教員南極派遣プログラム」で昨年11月24日に出発、3月19日に帰国する予定。

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無免許でひき逃げ容疑の男逮捕 上司一時身代わり「免許ある自分なら大丈夫」(産経新聞)

 神奈川県警厚木署は26日、自動車運転過失傷害と道交法違反(ひき逃げなど)の容疑で、厚木市愛甲の会社員、上岡竜生容疑者(21)を逮捕した。同署によると、事故後に上岡容疑者の上司が身代わりとなって一時逮捕されており、上岡容疑者は「無免許だったので怖くなって逃げた。申し訳ないと思った」と供述しているという。

 同署の調べによると、上岡容疑者は23日朝、同市愛甲の市道交差点で、無免許で会社の乗用車を運転し、同市の会社員(29)の乗用車と衝突。男性に軽傷を負わせ、そのまま逃走した疑いが持たれている。

 約1時間後に上岡容疑者の勤める会社の上司の男性(38)が現場に来て、「免許が取り消されると仕事ができなくなると思い逃げた」と話したため逮捕。しかし、同日夜、上岡容疑者が同署を訪れ、「自分が事故を起こした」と説明したため、同署で詳しく調べていた。

 同署によると、上岡容疑者は事故後、上司に相談。上司は上岡容疑者と親しかったといい、「(上岡容疑者が)無免許なので、免許を持っている自分なら大丈夫だから自分が行く」と言って出頭したという。同署は上司を犯人隠避の疑いで調べている。

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 自民、民主両党の公認候補がぶつかり合った東京都島しょ部(大島町、八丈町など9町村)の都議補選(改選数1)は24日、投開票の結果、自民候補が大差で当選した。小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体の土地購入を巡る事件が打撃になったとの見方が出ている。

 ある民主都議は「『コンクリートから人へ』という主張を有権者に伝え切れなかった。この票差は、小沢さんの問題も影響したかもしれない」と声を落とした。

 都議補選は自民前職の死去(昨年12月)に伴い行われた。自民新人で元衆院議員秘書の三宅正彦氏(38)が1万796票を獲得して当選。民主新人で同、池田剛久氏(44)は4674票で敗れた。

 民主党は、自民党の支持基盤の強い島しょ部を切り崩そうと、選挙区の町村長を国会に集めた際、小沢氏が「皆さんの要望を政府に働きかける」とあいさつ。菅直人財務相ら国会議員も続々と現地入りした。自民都議は「敵失もあるが、今夏の参議院に向けてもいい結果になった」と語った。【江畑佳明、市川明代】

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