未成年の患者が半数下回る―新型インフルで感染研推計(医療介護CBニュース)

 インフルエンザの推計患者に未成年が占める割合が、昨年12月28日-1月3日の週は5割を下回ったことが1月12日、国立感染症研究所感染症情報センターのまとめで分かった。ピーク時には4分の3を占めていた。多くが既に感染したことに加え、学校が休みで感染の機会が少なかったことが影響したとみられる。

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 推計患者数は、全体では11月23-29日の週をピークに5週連続で減少しているが、年代別にみると、19歳以下はいずれも5週連続で減少した=グラフ=。19歳以下の合計は、11月23-29日の週のピーク時には142万人で、全体の75.1%を占めていたが、12月28日-1月3日の週には27万人となり、全体に占める割合は42.9%にまで減った。
 一方、20歳代は5週のうち、最初の3週は減少が続いたが、直近の2週は微増。30歳代と40歳代は微減で、50歳代以上は横ばいだった。

 推計患者数は、全体では11月23-29日の週の189万人をピークに5週連続で減少しており、12月28日-1月3日の週には63万人にまで減った。



■7月以降インフルの99.26%が新型
 同センターはまた、定点当たり患者報告数が増え始めた7月6-12日の週以降に検出されたインフルエンザウイルスのうち、99.26%が新型と明らかにした。1月3日までに検出が報告された2万1078件のうち、2万922件が新型だった。このほか、A香港型132件(0.63%)、Aソ連型18件(0.09%)、B型6件(0.03%)で、同センターでは「現在国内で発生しているインフルエンザのほとんどは新型と推定される」としている。


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