<天皇、皇后両陛下>恒例の「講書始の儀」行われる(毎日新聞)
天皇、皇后両陛下が年頭に各分野の学者から講義を受ける恒例の「講書始の儀」が12日午前、皇居・宮殿であった。皇太子さまや秋篠宮ご夫妻ら皇族方も出席した。
進講者とテーマは▽青柳正規・東大名誉教授(65)=西洋美術史=の「ローマ帝国の物流システム」▽三谷太一郎・東大名誉教授(73)=日本政治外交史=の「政治制度としての『市民の司法参加』」▽飯島澄男・名城大教授(70)=材料科学=の「ナノサイエンスとナノテクノロジー」−−で、約15分間ずつ講義した。
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進講者とテーマは▽青柳正規・東大名誉教授(65)=西洋美術史=の「ローマ帝国の物流システム」▽三谷太一郎・東大名誉教授(73)=日本政治外交史=の「政治制度としての『市民の司法参加』」▽飯島澄男・名城大教授(70)=材料科学=の「ナノサイエンスとナノテクノロジー」−−で、約15分間ずつ講義した。
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【新・関西笑談】初夢は打倒トラ(2)オリックス新監督 岡田彰布さん(産経新聞)
■選手が勝つことに飢えている それを引き出すのがおれたちの仕事。
−−昨年1年間、評論家として外から見ていたオリックスのイメージはどうだった
岡田 正直言って、ほとんど見てないんよ(笑)。宮古島キャンプで1日、試合も1試合ぐらいやから先入観がないというか、まったく白紙の状態。
−−監督就任会見で「優勝なんて怖くて言えない」と、珍しく慎重だったのもそのため
岡田 監督になったから、すぐ優勝とは言えないけど、あれが本音やった。とにかく、何も分からんかったから、そう言うしかなかった。
−−しかし、昨年12月の監督を励ます会のパーティーでは「来年1年目から勝負して、すぐ優勝します」と、一転して強気になったけど
岡田 秋季キャンプの1カ月間、選手と接してみて、勝つことに飢えている姿が見えたんよ。それを引き出してやるのがおれたちの仕事。こちらが本気で優勝をねらう気持ちでないと選手に悪いやろ。だからあえて優勝という言葉を口にした。
−−なるほど。まず選手をその気にさせることが先決。昨年の秋季キャンプでは選手にどんなことを伝えたのか
岡田 「今年のことはもうええ」ということやね。もちろん最下位になったんやから、どこが悪かったか反省はしないといけないけど、この成績(56勝86敗2分け)でまたスタートするわけやない。おれも選手もゼロからのスタートと気持ちを切り替えてシーズンに臨まんとな。
−−秋季キャンプでは、全体練習でのユニホーム着用や茶髪禁止など、選手の意識を変えようとしていたが
岡田 実は初めてオリックスで指導者になったときから、そう思ってたんよ。当時からTシャツ姿や帽子をかぶらず練習している選手が多かった。目標を達成するためには、チームがバラバラではだめや。ひとつの方向にみんなが向かっていかんとな。試合に出ている9人をはじめ、1軍でベンチ入りしている選手だけやない。優勝するためには、2軍からのサポートもいる。ユニホームを着て練習しろ、とか言わなければならないのはプロとして恥ずかしいことやけど、そういう意識を持つことが大切や。
−−選手のモチベーションをあげてやることも監督の仕事だが
岡田 その通り。選手がどれだけ気持ちの入ったプレーができるかやけど、持っている力を出し切れていないのはおれたちにも責任がある。試合で10の力が出せるようなベンチワークをしてやらないといけない。
−−阪神監督だった一昨年9月11日のヤクルト戦で、109日ぶりに1軍登録された今岡をいきなり先発起用。その日が誕生日だったこともあって、意気に感じた今岡がサヨナラ勝利のヒーローになったことがあった
岡田 たとえば、それまで3三振していたら、普通は代打を出されると思うやろ。しかし、そんな打者がベンチの期待に応えて、次の打席で結果を出すことがある。すべてモチベーションの問題なんよ。
−−それにしてもあのとき、今岡の誕生日を覚えていたあたりはさすが
岡田 球団からもらったカレンダーに選手の誕生日が全部載ってるやん(笑)。(聞き手 西井禎一)
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−−昨年1年間、評論家として外から見ていたオリックスのイメージはどうだった
岡田 正直言って、ほとんど見てないんよ(笑)。宮古島キャンプで1日、試合も1試合ぐらいやから先入観がないというか、まったく白紙の状態。
−−監督就任会見で「優勝なんて怖くて言えない」と、珍しく慎重だったのもそのため
岡田 監督になったから、すぐ優勝とは言えないけど、あれが本音やった。とにかく、何も分からんかったから、そう言うしかなかった。
−−しかし、昨年12月の監督を励ます会のパーティーでは「来年1年目から勝負して、すぐ優勝します」と、一転して強気になったけど
岡田 秋季キャンプの1カ月間、選手と接してみて、勝つことに飢えている姿が見えたんよ。それを引き出してやるのがおれたちの仕事。こちらが本気で優勝をねらう気持ちでないと選手に悪いやろ。だからあえて優勝という言葉を口にした。
−−なるほど。まず選手をその気にさせることが先決。昨年の秋季キャンプでは選手にどんなことを伝えたのか
岡田 「今年のことはもうええ」ということやね。もちろん最下位になったんやから、どこが悪かったか反省はしないといけないけど、この成績(56勝86敗2分け)でまたスタートするわけやない。おれも選手もゼロからのスタートと気持ちを切り替えてシーズンに臨まんとな。
−−秋季キャンプでは、全体練習でのユニホーム着用や茶髪禁止など、選手の意識を変えようとしていたが
岡田 実は初めてオリックスで指導者になったときから、そう思ってたんよ。当時からTシャツ姿や帽子をかぶらず練習している選手が多かった。目標を達成するためには、チームがバラバラではだめや。ひとつの方向にみんなが向かっていかんとな。試合に出ている9人をはじめ、1軍でベンチ入りしている選手だけやない。優勝するためには、2軍からのサポートもいる。ユニホームを着て練習しろ、とか言わなければならないのはプロとして恥ずかしいことやけど、そういう意識を持つことが大切や。
−−選手のモチベーションをあげてやることも監督の仕事だが
岡田 その通り。選手がどれだけ気持ちの入ったプレーができるかやけど、持っている力を出し切れていないのはおれたちにも責任がある。試合で10の力が出せるようなベンチワークをしてやらないといけない。
−−阪神監督だった一昨年9月11日のヤクルト戦で、109日ぶりに1軍登録された今岡をいきなり先発起用。その日が誕生日だったこともあって、意気に感じた今岡がサヨナラ勝利のヒーローになったことがあった
岡田 たとえば、それまで3三振していたら、普通は代打を出されると思うやろ。しかし、そんな打者がベンチの期待に応えて、次の打席で結果を出すことがある。すべてモチベーションの問題なんよ。
−−それにしてもあのとき、今岡の誕生日を覚えていたあたりはさすが
岡田 球団からもらったカレンダーに選手の誕生日が全部載ってるやん(笑)。(聞き手 西井禎一)
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